雑記


一月分




2月27日

「使命あるドライブ」


車買ってほぼ一ヶ月、走行距離は2000そこそこ、だいぶ慣れてきた感もあり、
そろそろ大阪府下の高速を除く主要道は制覇してきました。
いよいよ遠出、というところで、就職先から封書が来ています。
中身は書類と、「地図」!!
ともすれば出不精で、ぶっちゃけた話マンガ趣味のヒキコモリな私に、
普段眠っていた冒険心がフツフツと湧き出す瞬間です。

そう、私は4月から、市民の心情を理解し、そのニーズに応えていく行政に携わるのです。
地を知ることは人を知ることです。パソコンと書類を見つめていても、
それだけでは知れないものが、きっとあります。
「太陽に吠えろ」のヤマさんも言ったはずです。アシで拾えとかなんとか。
「マイク・ハマー」もハイテクは信じねえとかどうとか。

例えば市内の「開かずの踏み切り」に高架工事のニーズがあったとして、
それがなんぼの物か知らずに対策はできないし、
電信柱の地下ケーブル化も、それがどんなに狭い道で通学児童がどうであるか
見てみないことには始まりませんからね。
まして県をまたいでやってくる私には、土地勘一つとっても地元の職員に敵いません。

公務員が怠惰でたるみ切ってる、と思う人も多いでしょうが、
生真面目な人間の集まりでスタートしてます。スタートは。
試験勉強が必要な試験が好例です。
週刊新潮とかで、屋上テラスでジャンプ読んでる職員が載せられ、
公務員叩きが行われたりしてますが、あれはひどい例で、なにがひどいって
あの写真が撮られたのは定時過ぎた後だった、という事実です。
スタートからしばらくすると、行政の肥大化の原因が、社会の負の部分の救済にあるので
それに対する新人の反応がどういう形で出るのか?


まあとにかくあっちこっち回って、年度末の工事渋滞に憤りながら帰ってきました。
帰り、パートの母を拾ってガソリンをおごってもらい、明日も行くぞ!と気合入れなおし。
維持費も馬鹿になりません。ええ、高速なんてまだ2回しか乗ったことありません。
お金があったら旅行してますから、ある程度無いほうがいいのかもしれません。




2月26日

「キャプテン・ブラック・スウィート」


岸和田のジャスコには品揃えが豊富なたばこ屋があります。
ガラム、ダビドフ、ソブラニー、コイーバ。
タバコはどんどんマイノリティに追いやられていく、絶滅危惧種です。
タバコ屋は利権に頑固に固執し、都市再開発の障害になるときもありますが、
利権じゃなくタバコを愛しているタバコ屋があることが、愛煙家には嬉しい。

なんか一個珍しいの買おうと思って物色中、社会のゴミどもがやってくるわけです。
明らかに中高生。昼の二時です。なんら生産性の無いばかりか、学校にも行ってない!
まあ生産性の無さはここ最近の私にも言えることですが。漫画30ページが関の山です。

「お、行くけ?どれ行っとく?どれ行っとく?」(岸和田弁は語尾に“け”)

今すぐ消えてくれないかな。
それとも俺が消えるか、などと考えながら、
まあぼんやりと葉巻を眺めていたわけでした。
私は彼らのような気ままで、野放図な青春時代は送ってないので、
可愛さあまって憎さ万倍なのかもしれません。彼らは絶対ポイ捨てするし、
禁煙の店内でもうもうと煙を巻き散らしながら、ナンパするに決まっています。

ゲラゲラ笑いながらガラムを買って行った彼らを黙殺しつつ、
ガラム以外の未体験タバコを物色、パッケージで味が分からないのは承知してますが、
「兄ちゃん、何にしよか」と店のおっちゃんに声をかけられると慌ててしまいます。
所詮私も彼ら若者と50歩100歩、骨のある趣味人のおっちゃんから見れば
とさかの生えた程度のひよこに過ぎません。
買ったのはおっちゃんのお勧めで表題のタバコ。
人気作品の外伝と2線級の漫画家を集めた少年マンガ誌のタイトルみたいです。

ビックリの吸い口のフィルターからチョコレート味。
甘い!
煙の味は、もはやチョコレート味でなんだか良くわからなくなってきます。
こういう吸い口にアクセントをつけたタバコは、最近増えてきてるみたいですが
どうなんでしょうか、主流になってしまったら。

とはいえ昔のタバコの主流が甘いタバコだった時期があるようです。
これは噛みタバコ「プラグ」と言われる、いまのチューインガムの原型です。
砂糖や蜂蜜で味付けされた板状のものです。ガムはタバコからきているのですよ。
これを噛んでニコチンを摂取します。ニコレットのようなもので、煙が出ないので、
今安価で復活すれば、嫌煙家も文句の言いようがない、と思ったのですが、
普通のチューインガムと間違えて幼児が誤飲してしまう恐れがあるかもしれません。

しかし嫌煙も結構ですが、基本的に「楽に流れる」と分かりきってる喫煙家に、
禁煙を強いるのならば、喫煙の代替策として噛みタバコや嗅ぎタバコ、水タバコを薦める方が
彼らの煙追放の目的は達しやすいんじゃないでしょうか。
我々喫煙者としても、これは喫「煙」とは言えないところもあって、難しいですが、
仮に2〜3割がこちらに移行するのを可とすれば、全体として煙は随分減少します。
JTもオレンジのにおいのタバコを開発する一方、こういう別路線も一考すべきですよ。
お酒だって、いまやジュースみたいな味と缶で売ってるじゃないですか。
「氷結果汁」「すりりんご」なんて名前からしてジュースっぽいじゃないですか。

私が嫌煙という心情やその訴えは理解しつつも、嫌煙家というものを嫌いなのは
嫌煙家のその配慮の無さ、タバコという文化と歴史に対する認識の甘さです。
アメリカ合衆国の歴史よりは長いタバコの歴史。いくら教えて聞かせても
ウンともスンとも言いません。バカの壁ですよ。
我々の体のことを気にしてくれるのは結構ですが、それはこっちの問題だし、
噛みタバコと水タバコなら肺がんの恐れが無いかもしれません。

「喫煙者は収容所に入れて矯正しろ」などとひどいことを言う
声の大きい嫌煙者の大半は、いつも噛みつくべき対象を探す攻撃的な精神と
自分の理解できない行動や快感を排斥したい衝動に裏打ちされていて、
タバコがどういう形態になっても文句を言い続けるのではないか、と思います。
さもなきゃ攻撃の前にもっと良い打開策を模索します。
人類が2度の大戦から学んだことじゃないですかぁ…

もっともポイ捨て、煙巻き散らしの喫煙者も同じ位バカだと思うのですが。




2月25日

「トップ絵」


いつまでも幼女の裸体を晒していると、世の中アレでいけないので、
加えて3月トップ絵苦労した分よくできたと思ったので、さっさと更新します。

原画を複製レイヤーにとって、乗算かけて上の複製レイヤーに色付け、という
従来のスタイルから、主線レイヤーをとり、パーツごとにレイヤーを作っていく形に挑戦。
これがまた手間食って手間食ってたまりませんでした。
私の鉛筆で描いた適当な線画は、範囲指定がまるでかからず、どこを取っても
画面全体が選択されてしまいます。この方式と合わないみたいです。
恐らくそれに気付いた時点で、従来のスタイルに戻せば
それでも半分以下の時間でできたような気もしますが、ここは強攻してみました。

収穫としては、背景がつけやすいことに気付いたくらいです。
素材系のやつをフォトショの効果でどうにかすれば、
楽にやれそうな気がします。
主線の色も変えやすいので、ブラウンや青だとどんな感じか、
ためして見ると面白いかもしれません。

絵としてはこんな感じです。しかしウェルズ・ファーゴ社とショットガン・メッセンジャーズについて
描いてるうちにたまってしまった知識が、「頂き物」のここにありますので
よろしければどうぞです。




2月21日

「ブルマの歴史」


以前買った手塚プロと猿谷要のコラボレーション「アメリカの歴史」廉価復刻版、
第2巻発売。さっそく購入します。
不思議なことに大陸横断鉄道と天才鉄道技師クレージー・ジュダの話が、
グレアムとかいう架空の人物に置き換えられていました。セントラルパシフィック鉄道から
クレームでも出たのかもしれませんね。往々にして、歴史を歪めようと画策してるのかもしれませんね。
猿谷要に間違いなんかありませんよ。多分。


さて、この本最大の収穫は新しい歴史知識。表題です。

「ブルマ」。何か説明の必要があるでしょうか。アレです。もう、アレです。
アレの発明者は、NYに住んでいた女性解放運動化アメリア・ブルーマー。
1850年代、きついコルセットと大きさを競うスカートが女性の服装であった頃、
サイクリングや乗馬の習慣に合わせるため考案されました。
当初は厚手の生地を足首付近で絞る、ズボンを縛ったような形でした。
その上に(当時としては)短い目のスカートをはき、活動したようです。
西部開拓時代やそれ以前の下着というのも、考証の浅い漫画ではパンティが出てきたりして
何の雰囲気も無くがっかりするものがよくありますが、丈が長く、だいたい膝まであります。

一説に寄ると、考案者はミラーという夫人で、ブルマ夫人は
それを新聞に公表しただけであるとも言うそうです。
ブルマがミラーでも良いのかというと、あまり良くないと思います。

とにかく私は、開発当初から本来の意義を失うことなく、
現代まで使われ続けてことに驚嘆しました。
ブルマを着用した上にスカートをつけるところなんか、
義務教育時代を思い出すじゃないですか。
歴史的に意義を失ってしまった、あるいは変わってしまった衣服のある中で、
例えばあの忌まわしいキャミソールなんかに比べ、ブルマは偉大です。
もはやブルマの魅力について、さしたる説明の必要は無いでしょう。
150年の歴史の中で、洗練され、あくなき追求の果てに到達した、あのデザイン。機能美。


今、声を大にして言いたい、

「その素晴らしいブルマに対して、政府は何をしたッッ!!」


1993年8月、一部の愚か者たちの暴走により、東京都のブルセラショップが摘発。
マスコミは騒ぎ立て、「ブルセラ」という言葉は急速に一般にまで浸透、
ブルマは「わいせつなもの」というレッテルを貼られ、
1993年11月にはシンガポールの日本人学校で生徒から反対の声が出ていることが報じられ…
…そして…そして、ブルマは、「恥ずかしい」という認識が広まっていったのです。

2004年現在、一部地域を除いては、
もはやブルマは二次元でしかその存在を確認できなくなっています。

私たちが、何をしたというのでしょうか。
義務教育時代、必ず誰かが誰か異性を想っていました。
しかしながら、
奥手な私たちにとって、クリスマスも、バレンタインも、過ぎていくだけの時間でした。
ただグラウンドを見つめるしかなかった。
今もし一度だけ時間が戻るのなら、迷わずその時代に行って、
ポンと背中を押してこう言うでしょう。
「そんな純粋な恋は、きっと今しかできないんだよ。」
その後悔と郷愁は、初恋の相手の顔も忘れた今、一つの象徴へと結びつく。
きっとそれを、「ブルマ」と呼ぶのでしょう。

一部走りすぎた愚か者たちがいたことは認めます。しかしそれとて、
所有者たちが売却したものでは無かったのですか。

「露出が多すぎる」といった批判をする一方、
制服のスカートの丈が短くなっていくのは何故ですか。

幼児に対するいたずら事件が後を立ちませんが、そのような変態がブルマを見て欲情し、
車に押し込んだとでも言うのでしょうか、このブルマ全廃の世の中で!

しかし私たちに責任が無かったとは言えません。
ブルマ廃止へと進む世の中を、ただ呆然と、眺めているしかなかった。
世間というものを前に、私たちは無力でした。
「ブルマは恥ずかしい」という考え方は、いつのまにか、私たちをも捉えていたのでした。

もう、終わりにしましょう。
いまさら声高に「ブルマ復活」を唱える情熱はありません。
「恥ずかしい」という観念に囚われてしまった今、もはやブルマには、あの活動的な、
清涼なイメージは無く、着用者のイメージは、なにか挑発的なものにすり変わってしまいました。
もはや着ているだけで、淫らなイメージを纏っているようです。
これはもう、逆行と言っていい。
教育委員会に復活をかけあうような、愚かなマネはしません。

ブルマは死にました。
少なくとも日本においては、一つの歴史が終焉を迎えました。
世の中に、ブルマ職人、ブルマ問屋とかがいたら、彼らの生活はどうなるんだろう。



なお、以上の文章により、
「マルメンライトはブルセラマニアの変態か?」の問いに対しては、
徹底して言を左右にして確答を避ける構えです。




2月20日

垂直離着陸戦闘機ハリアー


フォークランド紛争でわずか20機のハリアーが
200機のアイルランド空軍に勝利したというなんやらです。

初めてそれが動く様子を動画でを見ましたが、フワフワグラグラ
真上に上がって行く様を見ると、ピアノ線で釣ってあるかのようです。

しかし初めて見る飛行機がハリアーの人は、音無しで見ると
甲板上の、あの重力が感じられない挙動に、
飛行機というものがああやって飛ぶものなのではないかと
錯覚してしまうのではないでしょうか?





2月19日

大砲学者ジェラルド・ブル

ドキュメンタリー番組でやってた小話の紹介。
ベルギーの軍事科学者ジェラルド・ブルは、大砲と弾道についての権威であった。
1990年、彼は自宅玄関先で暗殺される。

ブルは大砲についてまさに天才で、各国は彼の頭脳を欲しがっていた。
彼の作成する砲は、何十万人を殺せる兵器であり、しかもブルは研究資金のために
その巨大な砲をイラクをはじめとする各国に売りさばいていたという。
彼はやりすぎたのであった。

ブルは極限まで緻密な計算の上で火砲を作成したが、その根源たる彼の目標は
あまりにも途方も無かった。
「大砲で宇宙へ行く」である。
ジュール・ベルヌの小説に、大砲で月へ行く話がある。
ブルはSF小説を地で行こうとした。
巨大な砲で、人工衛星を打ち上げようと言うのである。

1962年、ブルはその夢に取り掛かる。
アメリカ政府を説得し、カリブの島で実験を行った。
砲弾の中には小さな無線機を仕込み、類を見ない最大の火砲で打ち上げた。
そのような巨大な火砲で、砲身がもつのか?
中の無線機が無事なのか?
1963年、初の試験は成功した。

しかしブルの夢、宇宙へは届かない。もっと大砲を長く、太くした。
推進燃料を増やし、もっと高く、高く打ち上げる。実験は成功し、
高度は伸び、8万9000メートルに達する。
しかし、宇宙までの半分であった。大砲の強度は限界に来ていた。

ブルは大胆に発想を転換。
大砲を継ぎ足したのである。
総砲身は37メートルに達する。
ついに宇宙へ達した。

当時アポロ計画には膨大な費用がかかっており、人工衛星打ち上げロケットは
同様の巨費が投じられていた。ブルの大砲はこれを圧倒的な低コストで
行う事ができ、ブルは1発3000ドル(1ドル=360円)で可能だと豪語していた。

ブルはカナダ国境付近に広大な研究所を設立し、そこで自由な実験を行った。
誰の干渉も受けず、研究を行う。ロケットとの併用実験も進めた。
しかし2年で完成と見られていた火砲はつまずき、1967年カナダが計画から撤退する。
資金難に陥ったブルは米海軍用に高性能の火砲を開発、資金を得た。
当時のブルの研究所には、小国が保有するよりずっと多い火砲が配備されていたという。

その後ブルは研究資金のため各国に高性能砲を売り続け、
夢は果たせぬまま、暗殺されることになる。




2月18日

「のたり松太郎」で

阿久津の兄貴がいるヤクザの親分、吸ってるタバコが「ミスタースリム」ですね。
細長いヤツ。他にもパチンコには「ハイライト」。
私には不味いタバコなので敬遠がちですが、JTさんにはこういうやさぐれた
雰囲気を大事にしていって欲しいものです。





2月17日

脳内世界観


西部劇に登場する銃について、自分の勉強不足が悲しくなります。
とりあえず最初からフィルが預かってるライフル銃にしても、かなり適当に描いています。
それはヘンリーなのか、ウィンチェスターなのか、スペンサーなのか?
4発だけ、と渡される弾丸が金属薬莢なんですが、金属薬莢は南北戦争中はあることはあった。
しかし、それだって最新型だったようです。じゃあ紙で包んでたのか、
そのへん良く分からないのが辛いところ。
ガトリングガンとかはジパング製ということなんで、これは架空でも良いんでしょうけどね…
書いた後になって資料発見。ガトリングガンは、排莢口が向かって右にあって、
弾倉はアレでいいみたいだけど、なんか手で流し込んでいくものらしいです。
装着した箱の一番上に指を突っ込んで、下に向けて押しこんでいく感じで。




2月16日

最近買ったマンガ

松本零士の「ガンフロンティア」を購入。
ええ!松本零士ってこんなんなのか!?
正直松本零士のマンガは「宇宙戦艦ヤマト」も読んでない不勉強さですが。
なんかすぐHするんでありがたみないし、背景も一辺倒で寂しさ以外何も無いし、
なによりトチローのサムライサーベルは最初の一回以来どんどんマンネリ、
ハーロックは最後までその銃の腕の見せ場が無い・・・

普段「ビーム」とか読んでて、いわゆる変なマンガには耐性のある私でも、
なんか嫌気さして最後まで読みませんでしたよ…うーん、
「こう言うのが漫画って言うんじゃ」、という固定観念が払えてないのかな。
耐性作りだけではありませんがビーム買ってます。まだまだ変な漫画への耐性育ってません。
ビームで一番面白いのはやはり「エマ」だと思うし。
「ビーム」も最近は近所の一般的書店でも扱ってくれるようになったみたいで、嬉しいです。
「エマ」終ったらもう買えないくらい、私にとって柱の無い雑誌ですが…
惰性で買っちゃうかもしれませんしね。

その他雑誌
「RED」は今時めずらしい西部劇漫画です。アッパーズ連載。
まあ話がアメリカを救うとか広がってきたんで、ちょっと危うさを感じてます。
「スティールボールラン」は…短期集中連載っぽいですからね。
今週なんて1話31ページ2話同時!書きだめして無かったらありえないです。
一週間で計62ページ。手はどんな運動するんだろう。

「ガンドライバー」2・3巻  
古本屋で買ったんですが、これはなんなんでしょうか?
西部劇と人型スーパーロボットがどうにも繋がらなくって続き買うのやめました。
今時巨大ロボットもまた難しいですよね。

「バジリスク」三巻
すごい面白い。もうそれだけ。





2月14日

バレンタインどこ吹く風

とにかく今日中に4ページアップしたく頑張ってるんだけど、
無理っぽいです。え?バレンタイン監督が逆バレンタイン?
さすがロッテ!韓国資本!

「盲」という言葉を久々に漫画で見たのは、「バジリスク」の目ツブシ薬です。
今回アップ分で使っちゃってますが、しかしこの言葉は広辞苑で引けば
かなり用例の多い言葉になっています。勿体無いじゃないですか。
別に言葉狩りに断固抗議していく、というほど強固なものじゃなく、
他のいい感じの言葉が思いつかないからで、タブー破りを楽しんでる訳でも無いです。
だってこのシーンでどうしましょうか、「乱射」「出鱈目撃ち」…

ただ言葉狩りは本当にバカバカしい話だと思ってます。
「こち亀」のベーゴマの話で、両津が中川と麗子に巻き方を教えるシーンがあるのですが、
これは昔「まんこ巻き」だったのが、いまでは「おっぱい巻き」になってるらしいです。
「おっぱい巻き」と聞いた麗子が「きゃあ!」と叫ぶ様は、おかしいとしか言いようがないです。
「メクラウナギ」や「メクラヘビ」は今どうなってるんでしょうか。

「オタク」という言葉も差別語として言葉狩りの対象として欲しいな。
「げんしけん」を見ると、自分はあそこまで突き抜けてはいないことを知り、
ほっとしたり、妙に悔しかったりします。あとげんしけんはいい漫画だなぁ。





2月12日

戦国無双


そもそも織田信長というのは、織田家の御曹司、お殿様なのに、
ざんばら髪を後ろに括り、荒縄を帯代わりに、狩りや相撲ばかりやってるうつけ、
そういう認識だったはずなんですが、近年のコーエー見ると
高いエリのついた黒マントの魔王です。
作を追うごとにあのエリが高くなっていきます。
戦国無双の信長ともなると、タイツのような服で筋肉が浮き上がり、バットマンみたいです。

戦国無双、三国無双、近年のコーエーの努力により、
時代物ゲームの間口が広くなった分、なんというか反吐が出るような何かも混じってきますね。
明智光秀と森蘭丸のロマンスって、どうでしょうか?
信長のエリみたいに、スタンダードになっちゃったらどうしよう。
恐ろしいですね。明智光秀で森長定の登用確率アップ。
ええ、記号に雑念を盛り込んでいくのが、萌えですから。
恐ろしいです。

とりあえず明智光秀でクリア、路線というものを突っ走ってますよ。
山崎の合戦で蘭丸を倒すと、「逃走」じゃなく「討ち死」のインサートが出るのに、
なぜか「協力要請失敗」のイベントが出たり、バグもありつつですが、
この二人のやおいロマンスを汚く無い感じで締めております。
なんの衒いも無く突っ走った分、そのケだけは無い私も、わりかし好感触です。
「ほほお」
しかし二人も寝取られてるんだなー、哀れ光秀。


さて、キャラ美形化の流れが止まらない、近年のコーエーです。
特に主要キャラ系。もともと美形イメージのある幸村・光秀や趙雲・周喩は
まあいいんですが。大河ドラマなんかでも、主演にジャニーズを使うと、
失われていく物があると思うんですよ。
殺気みたいな。尖ってないのですよ。
そりゃある意味尖ってるんですけどね。アゴとか目じりとかね。

蒼天航路なんかその点大好きですよ。軍師が命をかけて諫言するとか。
「抗う 故に我あり」な馬超とか。

なんで一般的に美形キャラはみんな「争いの無い平和な世の中」を目指したり、
「みんなの笑顔」を望むんでしょうか?これって感情移入しやすいですか。
だってそれって普通は、兵士は戦って、体の一部が無くなったり、戦友が死んだり、飢えて乾いて、
あるいは働き手を取られた残された家族が生活に困って、そうやって「厭戦気分」というのは
生まれてくるものじゃありませんか。それまでは北やアメリカに私たちが抱くものの100倍、
憎さや悪意が募って募って、それが国家ぐるみでアジられて、国もそうしなければ
抜き差しなら無いところまで追い詰められて起こるもんだと思いますよ。
なんのアレも無いキャラが最初からそういう思想を持って行動して、出世したり
手柄を立てたりするのは、存在すること自体は良いとしても、スタンダードなのが疑問なのです。

だからといって単純な破壊欲や物欲、性欲なんかに裏打ちされてるキャラも、
もう既にたくさんいて、目新しさは生み出しにくいですが…
破壊欲や殺劫、性欲だと規制厳しいですしね。




2月11日

ペーパードライバー家族サービスする


10代後半の頃は、家族揃って外食というのが気恥ずかしくてたまらなかったので
あれこれ理由付けては断ってました。ごめん、両親。
今日は定年間近の父、母、弟をライフに詰め込んで、目的地は国道沿いの焼き肉屋さんです。
今となってはここまで我慢して育ててくれた親に感謝してますし、
話も合わせるし、お世辞も言うし、作り笑いも愛想笑いもします。

車内の会話

母「ホルモンって内臓やろ。昔はほる(捨てる)もんやからホルモンいうんやで」

それってもう、むしろ常識では無いですか?
黙殺しようかな、そう思いましたが、私は両親に感謝していますし、
お世辞も言うし、作り笑いも愛想笑いもします。
ここは話を合わせていきます。

私「内臓食ったらホルモンのバランスが良くなるからホルモンっていうのがホンマちゃうの?」

ああ、なんのギャグでしょう。寒い!寒すぎます!!

父「ほんまかいな〜、お父さん『へぇ〜』やな〜(トリビア)」

お父さん!!お父さん!!(魔王)
今どき「へぇ〜」は無いでしょう…勘弁してくださいよ!
なんでそんなに嬉しそうに、ああもう、手振りまで加えて。


黙殺して、誰にも咎められない場面だと思います。


私「『へえ』かいな〜(笑)」


私は大受けして返し、後部座席は爆笑に包まれます。
助手席の弟は狐につままれています。彼はまだ気恥ずかしさが残っています。
成長しろよ、ブラザー。若いんだよ、お前は!
目線でやんわり注意しておきます。

無事焼き肉屋に到着。道も詳しくなったし、
4人を載せた足取りの重いライフも見事に操って見せます。
もうペーパーの域は出た、そう考えています。
しかしそう思っていたのは、私だけだったのでしょうか。

焼き肉屋の駐車場で両親、やおら外に出て後ろに回り、手を振って


「オーライ!オーライ!」


やめろよ!マジで!!!・・・そんな大声で・・・!!
ちょっと、見ろよ!窓際で焼き肉食ってる連中が見てるだろ!

そのまま両親を焼き肉屋に置いて、国道をつっ走りたい衝動に狩られました。
誰もいない、人の目の無い和歌山の山奥へ…

いくら私がペーパードライバーで、家に車が無かった分、心配しているのだとはいえ、
それは無いだろ、と思いました。
運転席から出るのを、随分長いこと躊躇しました。

弟がニヤニヤしてます。目で叱っておきました。
あと駐車場の若い警備員がニヤニヤしてます。
私はひどく赤面しました。




2月10日

ペーパードライバー御堂筋を行く


広告製作会社の営業やってる友人に会いに、天王寺へ。
彼には学生時代から私の今よりさらに拙いマンガを見てもらっていました。
もちろん、学生時代の私は漫画家気取りです。今となっては思い出しても恥ずかしいです。
今そのことを思い出す私と、その当時「してやったり」で喫茶店でマンガを見せられる彼、
どっちが辛かったのでしょうか?私の人生全てが「恥」でないとすれば、
おそらく相当恥ずかしい部分を見られていますね。
今彼は本当に会社のデザイナー先生と商談する仕事についているわけですが、
それでも私のマンガにはさして興味を持っていないようです。


御堂筋のタクシーのヤクザッぷりですよ。
あいつら全員2種免許もってるんですかね?
ウインカー出せば入ってきていいってモンじゃないでしょう!!
到底御堂筋の美しい夜景に目を和ませることは出来ませんでした。


恥ずかしいと言えば今のTOP絵ですね。
チェリーは設定12〜3歳なんで、思いっきりド変態ですね。
これ温泉と宵雨と湯気を描きたかったのですよ。夜の雨、叩かれる水面、
湯上りののぼせた身体に雨が心地よい。
これが雪だったら画題としては平凡ですよ!平凡ですとも!!

正直今の段階では登場キャラの問題で、艶っぽい絵を描こうとすると彼女しか。
普通の成人女性が隣に裸体で存在すると、このご時世にとかく問われるべき
ヤバさが減じるかもしれませんね。

とにかく、「マルメンライトはロリショタの変態か?」の問いに対しては、
極力、言を左右にして回答を避ける構えです。



2月9日

アホほど描いた感


二日で4ページ描いて色塗って、長続きしないペースであると結論。
手首が腱鞘炎になりそうです。手に変な力入った状態で描くからでしょうか。
未熟ゆえしょうがないですね。タブレットをゴリゴリ押し付け、ナイロンパッドが
ガリガリと音を立てております。

今回のスピードアップは、「フォトショのパレット操作がキーボードで行える」事に
気がついたからです。コイツで革命的に速くなりました。
タブレットのペン先を使って何度も何度もこすりながら、消しゴムや塗りつぶしを選択するのは
いかにも億劫ですし、ましてや左上の「一回戻る」を選ぶのは馬鹿馬鹿しいですよね。
特に画面の左サイドで描いてるときはいいけど、右サイドだと遠いですからね。
マウス使えよ、という話ですが、ペンで右手が塞がってるから持ち変えも面倒でした。

いまなんかもう「b」「w」「g」でいいですもんね。馬鹿みてえ。

ところで今の私の描き方、正しいと言うか、楽で綺麗になる道を選んでるのか、不安になります。
だって昔は草地描くのに一本一本描いてましたからね…
ブラシの「砂漠の草」をつかうと、色指定でブワーっと美しい草原が広がっていくのを見て、
それまでの自分の苦労が無駄だったと思って、目頭が熱くなったのを思い出します
まあ全て方向が一緒になってしまうのが残念ですが。

今の私は、ペン入れという自分のできない作業をすっ飛ばします。やり直しが効かなくて
面倒なんですよ。どうせ入り抜き無い絵が主流ですし、集中線さえ無ければ要らない要らない。
A4に鉛筆で描いて、スキャン100dpiで読みます。色調補正して、ゴミとって、一回保存。
この次って主線レイヤーを作るものなのでしょうか?
私の場合、色調補正で鉛筆の線の欲しい所が全部取れるとは限らないので、
とりあえず複製レイヤーとって、このまま乗算にします。
あとは上のレイヤーに色づけ。

スキャン→自動補正→レイヤー複製→乗算まで、自動的にやってくれるようにする方法が
無いものでしょうか。




2月8日

ヨロレッリッヒ〜


うちの大学のワンダーフォーゲル部が雪山で遭難!!

山登りをする者にとって、最も恥ずべきが遭難なのに…
彼らの雪山に賭ける思いや、樹氷と雪の峰にこだまする熱い友情には
畏敬の念すら覚えますが、母校の評判が下がったのは間違いないです。
大して登山などしたこと無いので勝手は分かりませんが
そりゃエベレストにアタックしてるんならしょうがないけど、
お手軽な国内でなにやってんでしょうか。
飽食の日本で、食料が尽きる事件を聞くのは今年2回目です。

でも実際ニュースになるくらい緊迫した状態になるのは、それくらいの
事件であった、ということなんでしょうけどね。
うちの母校、折鶴焼き事件やアカハラ教授事件、
ワールドカップの時スタジアムの熱狂に紛れて、後ろから女の子の乳揉んだ学生が
全国放送で流されて2chで話題になったり、嫌な事が起こってます。
スーパーフリーほどでは無いですが…





2月7日

車購入一週間


おっかなびっくり乗ってます。走行距離はようやく5〜600というところ。
こわいので都心部への進出は控えめです。とにかく地名と通りの名前を覚えないと…
ミドー、ミマミヤ、テンポーザン、シオミバシですね。メモメモ。

昨日、駐車場の柵の下にあるブロックで、助手席のドアの下の方を
ガリガリやってしまいました。バックで入っていく時に、後ろに気を取られすぎて
左の段差に気がつかず、一気にガクン、ガリガリ!
こういう新人の登竜門も踏まえて中古車を選んだものの
割ときれいな車だったので悔しい限りです。

車の車種名、クーペやセダンやカーゴ、こういうのって昔の
馬車の車種名をそのまま使ってるんですね。
ワゴンだけかと思ってたんですが。






2月6日

サイト編集


「ラッキーストライク」も進んできました。
しかし読んでて「切れ目」に欠けるところがあるようなので
少年漫画の単行本で挟まれる「扉絵」とか、「おまけ」に当たるものを
挟んでいこうと思います。

GIFで10kくらいの軽い奴にすると、ブロードバンドで無い方もストレスなく読めると思います。
自分がCATV回線で速いせいか、いまアップしてる漫画も1ページ100キロ超えてます。
JPEGの中画質ですが、サイズは抑えようと思えばもうちょっと抑えられます。
劣化しても私くらいの絵ならどうでもいいのかもしれませんが、しかしはっきり言って
ブロードバンドだとサイズ問題こそ、どうでもいいです。

今の自分の環境でしか考えられないあたりに、「アクセシビリティ」の問題がでてくるんでしょう。
私もかつてテレホーダイでピーガガピーガガやってまして、そのころは画像サイズに
随分気を使ったものでした。今はあんまり考えてません。

サイズで言うともっと重要なのはファイルサイズじゃなくて、表示サイズです。
私はXGA(1024×768)のモニターで、大体インターネットエクスプローラーを
最大化させ、「お気に入り」や「検索」は表示させてません。ツールバーは
「アクセスバー」と「標準のボタン」、それに下の「ステータスバー」です。

この中にピッタリ納まるような絵はなんか「美しい」と思うわけです。
それで私の描く漫画は今後「777×550」のサイズでやってくつもりなんですが、
これは高解像度のSXGAとか、MACとかだと上手く映らないかも、と思うと残念。
さらに、800×600、これが今の合わせておくべきサイズです。
自分の環境でしか考えて無いから、忘れてしまうんですよね。
それで縦を450くらいにして、小さいモニターにも合わせようと思うと、
漫画の字が潰れて読めない状態です。
しょうがないから800×600ユーザーの方には、画像をスクロールしてもらうしかないかな…

原稿を縦に使った漫画を、スクロールさせて見るのは、
縦はマウスのコロコロですぐなので別にいいと思います。
前のG13Bさんの「風待ち」が横スクロールサイトという斬新さで、
私は2本ある漫画の右側に長いこと気付かなかったことがあり、不利かと思います。

また、たまさんが配布しておられるJavascriptを使った漫画表示ツールは、
次ページ読み込み機能があって便利で使いやすいものでしたが、
横書きにした今、これをいじくる能力が私に無く、残念です。

むさまん」とかの画像クリック型が一番障害無いし、紙のページをめくってる感覚に
近いんじゃないかな、と思ってます。でもそんなにやってる所をみません。
フレーム型で無い場合、だいたい漫画ページの下の方にある、「次のページ」を探します。
これが小さくて押しにくいサイトが多いと思いますが、なぜ画像クリック方式を取らないんでしょう?

連打してしまうのでしょうか。

今のうちの形式は見やすいのだろうか、という疑問がいつもあるので、
他人のPCから見た感じを伝えてもらえるといいのですが。





2月5日

「漫画描くのは実際好きだが、どうやら自分には漫画を描く才能は無いこと
そして、今となってはそのことが、自分に幸いしたらしいこと」

漫画を描くことに目覚めなかったら、「安定した生活とゆとりの時間」なんて
求めなかったと思うし、でも下手に才能があってこれが本職になったら、
ゆとりと安定は縁の無いことになりますしね。

村上龍が芥川賞とったとき、審査員の誰かが「因果なことに才能がある」と言った
そうですが、類いまれな才能と起伏の激しい生涯は、表裏一体でしょうかね?

職につくまで2ヶ月、漫画描いていようとしてますが、
自分と漫画との関わりについて率直な気持ちは上の通り。
今日はそれだけ。



2月4日

喫煙癖のぶり返しにあう


タバコについて、昨年十月頃からマルメンライトを止めて1mgのタバコに切り替えてました。
ここまで割と順調に1mgで耐えておりましたが、最近飲み会に行った時
どうしても強い目のタバコ吸いたくて、マルメンライト一箱購入。
ここで2,3本吸って、満足したら捨てて帰れば良かったのですが、
貧乏性ゆえか持って帰り、次の日外出した際、歩きタバコ。

瞬間、凄まじい酩酊感と幸福感が私を包み込みました。
自分に足りなかった何かが埋まるような感覚でした。
電信柱にぶつかりそうになりました。

「強いタール&ニコチンの作用」?
多分違います。白状すると、それまでもラッキーストライク「1942」などの特別パッケージ、
ホープメンソールなどの新製品に手を出してました。
このような感覚は無かったと断言します。

過去吸い慣れたタバコへの「愛」がこのような感覚をもたらしたのか、
定かではありませんが、とにかくそのマルメンライトは一箱吸ってしまいました。
また1mgからやり直すことにします。

今日、マイルドセブン・ワン・メンソールを買ってみました。
JTのメンソールは過去、アイスブルーとかバリアントとか、地雷を踏んでます。
「JTはまともなメンソールのタバコを作れないのではないか」という
私なりの仮説もありました。

マイセンワンメン(語呂が悪い)はメンソールの強い味で、1mgであることを忘れさせる
何かがあります。結構良いですね。セーラムワンから切り替えることにします。

今後追い込まれていくJTですが、古いブランドを守りぬいて欲しいものです。
すでにジョーカーというタバコは生産中止になってしまいました。
黒く、細く、また大変美味いタバコで、実に気の利いたネーミングです。
峰とかうるまとかもヤバいんでしょうね。

若い私が知らないような、生産中止になったタバコが過去いくつあったのでしょうか。
ラッキーストライク「1942」「1911」みたいな復刻をやってくれないかな?





2月3日

黙って太巻きだ


大阪発祥の風習らしく、各地で同じような事が行われているのか知れませんが
節分の日はその年の「ある方角」を向きながら、その年の幸せを願って
押し黙ったまま「太巻きの寿司」をまるかぶりすると、幸せになれるという
伝統があります。

噛み切れず引っ張り出されていくカンピョウの話などよしましょう。
とにかく、まったくもって不可解です。
家族や友人と、とにかく「喋らない」で一様に同じ方向を向きながら、
普通切って食べるべき太巻きに、大口開けてかぶりつく…客観的に見て異様です。
ええ、関西にも国際空港ができています。近所のドラッグストアにも黒人さんや中東風の人を
見かけます。国際化の進む中、世界の人に見せたくない光景NO.1かもしれません。

かつてはこのイベントも、寿司屋やスーパーでちょいちょい見かける
地方の小さな風物詩に過ぎなかったと思うのですが、
コンビニの戦略でしょうか、クリスマスケーキのように予約販売に精を出し
店外にブースを設けて拡販を計っていました。
私も以前アルバイトしていた縁から買わされる羽目になりました。






2月2日

LIFE IS…


軽自動車を購入、一日が納車でした。
購入の目的は採用予定の職場についたウソを本当にするためです。
私の所有する免許、資格はそのいずれもが肩書きに過ぎなかったのですが、
ようやく一つ身のあるものになるかと思うとホッとします。
世の中には、いったい何人のペーパードライバーがいるのでしょうか?


とまれ、カーオーナーを満喫するここ2日。
まだまだ「曇り止め」やワイパーの感覚も掴めず、タバコを吸いながらの余裕もありません。
傍目に見てもペーパー丸出しなのでしょうか、よく軽トラに煽られます。

「買ったその日は車で寝る」というのは若きオーナーではスタンダードなことらしいのですが、
あまりにも寒いので止めました。加えてラジオの調子が極めて悪かった!
おそらく使い物になりません。そこは所詮中古車ということでしょう。



2月1日

大阪府知事選


太田房江に投じました。
彼女の施政は目だったことも無く石原慎太郎のパクリとか文句はありますし、
土俵問題もありますが、行政改革で府の人事コスト20%カットする計画も進んでますし
全体として評価に値すると思ってます。行政とは、堅実な実務の積み重ねなのですよ。

選挙戦は盛り上がりに欠けました。投票率低いです。40%です。
セクハラ知事とか、羽柴誠三秀吉とか、25歳フリーターとか、
そんなのが盛り上げる選挙よりなんぼかマシですが、この無関心には憤りすら覚えます。

今回の選挙は、2週間以上前から各自治体に投票所を設け、
選挙日当日に投票所に行けない人への救済もありました。
にも関わらず府民の60パーセントが棄権というのは、あまりにも情けない。
「投票したって何も変わらない」とか「誰がやっても同じ」とか、
それは私もその通りだと思いますが、だからってなんで投票するくらいのことが
そんなに億劫なんでしょうか。そんなに劇的な選挙がしたいなら、
選挙に国連の軍隊が出て監視するような、1票の重みのある治安の荒れた国に
移り住んでみたらどうでしょうか。