用語の解説
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01 ゴールドラッシュ アメリカ合衆国において起こった、大騒動。1848年1月28日、ジム・マーシャルがカリフォルニア州コロマの製材所で、豆粒大の金塊を発見した。マーシャルはそのことを従業員に隠したが、あっという間に噂が広まり、アメリカ全土から約10万の人間がカリフォルニアに殺到した。

02 山師 ディガー、アーゴノート、,
ゴールド・シーカーなどとも言う。金を掘る鉱夫たちの事である。1849年にカリフォルニアに到達し、活動を始めたため、
49ers(フォーティナイナーズ)などとも呼ばれる。

欲望がため、故郷を遠く離れてやってきた彼らの精神は、現在のアメリカの企業家精神にも良く引き継がれている。
03 ラーク・ウィンフィールド UNKNOWN 『Lucky Strike』主人公フィルの父親、“富嶽”の名を持つ伝説の山師。

1848年、東部マサチュ−セッツ州ボストンの貧民であった彼は、ゴールドラッシュに身を投じ、ソノラ・バージニア鉱山の発見により、巨万の富を得て故郷に帰る。

しかし彼の真の業績は1849年、西部帰還後、仲間たちとジパング社を立ち上げたことに始まると言われる。ジパング社の変遷により、実態は謎に包まれている。

1859年、ユタ州ソルトレイクで“美峰”ジョー・ナイツと金鉱探索中、落盤死。
04 ジパング社 1849年、ラークの興した鉱山会社。アメリカ西部の肥大化に伴って発展し、鉄道・電信など多角化。ジパングとは「黄金郷」を指し、勢力下をそのような状態にするという理想を持っていたという。

1859年、創業者ラークの死、ジョーの失踪により組織が瓦解し、倒産。ジョーは当時、死亡とみなされていた。

1861年、中西部でジョー復活。以降ジョーカーと名乗る。南北戦争を機に、かつて以上の勢いを取り戻す。

画像は1874年の社長邸。
05 社宝(人間指定) ジパング社の特徴ある人事制度の1つ。特定の分野で大きな功績を挙げた、もしくは挙げると目される人材に指定がある。

社宝指定を受けた人物は、以下の特権的措置を受けることが出来る。
1・・・本人のみ、希望の部署への配置転換を要求できる。
2・・・社宝基金(※)より、一定額の融資を受けることが出来る。
3・・・社宝(事物指定)を使用することが出来る


※社宝基金
ニューヨークに事物指定社宝を展示した美術館があり、その収益または社宝の売却益で運営される。
06 3博士 ジパング社の科学力・技術力を代表する科学者たち。入れ替わりがある。

草創期(1849〜1859)
1 サミュエル・モールス(電信)
2 セオドー・ジュダ (橋梁建築)
3 チャールズ・バベッジ(自動計算機)

中興期(1864〜1874)
1 マイケル・ファラデー(電磁気)
2 ウイング・ダービッツ(火砲)
3 J.H.ケロッグ(食品加工

07 里子 ジパング幹部育成学校において、候補生たちが最も恐れる制度。本来は社内における転籍で、「里子」という制度名は慣習。
里子に出されると候補生は社宝指定を外され、以降はただ彼らの小さな身体に仕込まれた技術と知識を、ジパング社の為に使用する。

里親となるのは本社以外の分社の長で、受け入れは喜ばれていない。里子に出された候補生が、その能力ゆえ虐待を受けることもしばしば。
08 遊星
(レジスタ)
ジパング社の特徴ある人事制度の一つ。本社をはじめ、各支社、分社、独立組織などで広く採用される。各組織の長の下に、当該組織内に強い権限を持つ「遊星」を置き、長の許可を得ずして部内横断的なプロジェクトを行う。

遊星は特権を持ち、
1…組織内25%の幹部級を除くプロジェクトへの人事動員が可能。
2…組織内25%の資金・資材をプロジェクトへ運用が可能。
3…組織内の幹部級を含めた5名を引き抜き、独自部署の設立が可能。また、在野からの登用も可能。

「遊星」制度はジパング草創期に、初代社長ラークがジョーの手腕に多くを託したことに始まる。ジパング社の過去の巨大な業績のいくつかは、遊星ジョーの活躍である。

なお、キースはかつてジョーカーの遊星であったが、1869年に事件があり、以降、本社は遊星を置いていない。
00 マルメンライト 正式名「マールボロ・メンソール・ライト」。タール8mg、ニコチン0.6mg。メンソール系では他銘柄の追随を許さぬNO.1であり、若者、特に女性に人気がある。