キャラ紹介&設定解説
時代背景について

・1873年、アメリカ合衆国が舞台です。日本では明治6年、地租改正があったころ。

・この頃、10歳だった秀才・偉人は、森鴎外、新渡戸稲造、メーテルリンク、オー・ヘンリーなど。

・リーバイスのジーパンのパッチ、互いに引っ張り合う馬のうち右の馬の下あたりに「1873」と書いてますが、
リーバイ・ストラウスがリベットの特許をとったのがその当時ということになります。発明にあふれた時代でした。

・アメリカ合衆国大統領は、ユリシーズ・S・グラント。南北戦争の将軍でした。
ジパング社

・アメリカ カリフォルニア州のゴールドラッシュで財をなした山師:ラーク・ウィンフィールドが興した鉱山会社。
現在はアメリカ東部に本拠を置き、ラークの遊星であったジョーカーが社長に就任。
様々な企業を傘下におさめ、コーンフレークから重火砲まで、幅広く扱っています。

・「ジパング」とは日本のことではなく「黄金の国」であり、ユートピアに近い意味で伝わってるらしいです。

・初代社長ラークは貧しい家の出であり、ジパング社は勢力圏をそういう状態にするという
ラークの思想を持って作られた会社です。その思想はやや現実的な方向へと修正されましたが
ジョーカーの代でもちゃんと引き継いでいます。

・社宝、遊星など特殊な人事待遇や、幹部育成校などの制度があります。
また、社長が女性なので、この時代にしては露骨なくらい女性が優遇されているようです。
ジパング幹部育成校

・アメリカ南北戦争(1861〜1865)は250万人が動員され、60万人が死亡するという大戦争でした。
これにより、ジパング社社員にも戦災孤児が大量に発生。多くの子供たちは社員の養子という形で引き取られましたが、
二次策として会社が引き受けることも必要となりました。引き取り手もない子供たちを集めた社長邸の一室が、
ジパング幹部育成校のはじまりでした。

・現ジパング社長ジョーカーは初代社長ラークによって、なかば強制的に与えられた「教育」というものが、どれほど得難く、
そして優れたものか、後になって知りました。ラークへの感謝は深く、そうした人は同じことを使命として受け入れていきます。
シエスタら幹部候補生たちは、ジョーカーをはじめ最高水準の技能を持つジパング社員に徹底的に鍛えられ、成長しています。

・でも現在その「教育」を受けてる世代の読者さんたちは、きっとその辺のありがたみが理解できないと思うので、
1…全寮制  2…私立  3…校長か理事長がジョーカー社長で、教頭がキース副社長
ぐらいの認識で読んでいただければ良いと思います。 子を持って はじめて分かる 親の恩
社宝

・会社の宝物。A〜Fの等級に分けられ、絵画や骨董品などの事物指定と人間指定の社宝があります。
人間指定の社宝というのは、人間国宝みたいなモノで、卓越した技術を持って社に利益をもたらす者、
あるいは利益をもたらすことが予想される者に指定があります。

・人間社宝はウイング・ダービッツら3博士のほか体術でドーラム、経営術でキースはA級です。
人間社宝は様々な特権を持ち、社宝を使用したり、望みの部署へ異動したり、会社から融資を受けられたりします。


・幹部候補生たちは全員F級社法指定ですが、全員がF級に見合うとは言えず、
「子は宝」と言う社長の思想に基づいてのことです。
その他

・遊星(レジスタ)… 所属する組織の長に任命され、自由に活動する権利を保障された存在。
・名手(クラッキ)… 戦闘におけるエース的存在。
・光画(こうが) … フォト(光)グラフ(画)。ホァンの特技。
・ドーラムの関西弁 … アメリカ南部のなまりだと思ってください。
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